『くまのプーさん』の「100エーカーの森」は存在する！？【くまのプーさんの豆知識】

『くまのプーさん』と言えば、「100エーカーの森」に住んでいます。

大人になった今、「100エーカーってどのくらい？」「実在する森をモデルとしているの？」と気になったので調べて見ることにしました。

100エーカーとは？

エーカー「acre」とは、主にイギリスやアメリカで使用されている面積の単位です。

日本ではあまりなじみのない単位です。

１エーカーは、約4047㎡に相当し、テニスコート約16面分の面積相当です。

１エーカーが約4047㎡なので、100エーカーだと約404700㎡。つまり約40万㎡となります。東京ドーム約９個分の面積相当です。

『くまのプーさん』の舞台は、約40万㎡の森となります。

モデルとなった「100エーカーの森」とは？

『くまのプーさん』の「100エーカーの森」のモデルとなったのは、ロンドンから車で１時間ほどの場所にあるハートフィールドという小さな村の近くにある森、アッシュダウン・フォレスト(Ashdown Forest)です。

アッシュダウン・フォレストは、『くまのプーさん』の作者であるアラン・アレクサンダー・ミルン（Ａ・Ａ・ミルン）がその景色の美しさに感動し、物語の舞台のモデルになりました。

イギリスの田舎風景が広がるゆったりとした時間が流れる場所です。

『くまのプーさん』では、「100エーカーの森」として描かれていますが、実際のアッシュダウン・フォレストは、100エーカーの60倍である6400エーカーの広さとなります。

アラン・アレクサンダー・ミルン（Ａ・Ａ・ミルン）とは？

『くまのプーさん』の原作者であるアラン・アレクサンダー・ミルン（Ａ・Ａ・ミルン）は、イギリスの児童文学作家です。

1913年にドロシー・ド・セリンコート(ダフネ)と結婚し、1920年に一人息子であるクリストファー・ロビン・ミルンが生まれます。

結婚から約７年後に生まれた一人息子であるクリストファー・ロビン・ミルンは、『くまのプーさん』の登場人物であるクリストファー・ロビンのモデルとなっており、彼のために書いた物語が今や世界中の子ども達に知られる作品となっています。

『くまのプーさん』は、もともとはディズニーのキャラクターではない！？

上記の通り『くまのプーさん』は、1926年にアラン・アレクサンダー・ミルン（Ａ・Ａ・ミルン）が描いた物語にＥ．Ｈシェパードが挿絵をつけた童話が原作です。

一人息子のために描いた童話は、ほのぼのとしたクリストファー・ロビンとぬいぐるみたちの日常を描いており、一躍ベストセラーとなりました。

その後1966年に、ウォルト・ディズニーの手によってアニメーション化され、世界的で知られるようになりました。

まとめ

『くまのプーさん』の「100エーカーの森」のモデルとなったアッシュダウン・フォレストは、100エーカーの60倍を誇る6400エーカーの森です。

『くまのプーさん』は、原作者であるアラン・アレクサンダー・ミルンの一人息子と、彼のぬいぐるみの日常を描いた物語です。

ウォルト・ディズニーは、娘のダイアンが『くまのプーさん』を夢中になって読んでいた姿を見て、こんなに子どもを喜ばせる本をいつか自分の手で映画化したいと思い、長い月日の末に実現させました。

『くまのプーさん』はウォルト・ディズニーと世界中の子どもに愛され続けています。

東京ディズニーリゾートで『くまのプーさん』の世界を楽しめるアトラクションは、東京ディズニーランドのプーさんのハニーハントです。

※東京ディズニーリゾートのHPより引用

是非、プーさんのハニーハントを楽しんでください！